何年ぶりだろう?今朝あの男が後ろに居た!
私の車が変わっているように、アイツの車も違っていた。
でもあんなアホなまねをするのはアイツしかいない。
ホントの日記ならこれで良いけど、ブログって難しいな~
説明が必要な日記なんて日記と言えるんだろうか??
自分以外に見る人がいる日記なんて変!
ええい!間々よ。酔った勢いで書いてしまおう。
イザとなれば全部消せばいいのだから。
毎朝出勤途中、桜の下にあるセットバックで本を読んでいます。
ふと気付くと1台分の僅かなスペースなのに、
真後ろに接近してシルバーの車。
前には電柱があるので接近されると出られない!
追突しないよう注意深くバックすると
バックミラーの中の運転者が奇妙な動きをしています。
アイツは毎朝後ろに停まるようになりました。
実は最初の数日は彼の不審な動作の意味が分からなかった。
ある日極端に接近されたために、
私は何度も切り返さなければ出られない状態になり、
腹を立ててバックミラー越しにアイツをにらみ付けると…
彼は明らかに私に見せようと卑猥な動きをしていたのです。
怖気(おぞけ)が走るとはこの事。
それが分かった日からは毎日が恐怖でした。
アイツは私とは反対の方向から来て、
後方の広い所でUターンしてから後ろにピッタリ停めるのです。
私はバックしなくてもすむように電柱から離れて停め、
同時にそうする事でアイツも駐車スペースがなくなるはずでした。
しかしアイツは強引に私の後ろにやってくる!
そして私が動き出すまでジッとしている。
動き出す時、あるいは私が明らかにバックミラーを
見ていると分かった時にだけ卑猥な動作を始める。
桜の下で本を読むのを止めさえすれば解決すると分かっていても
あの場所、あの時間をあアイツのために
それらを失うのは許せなかった!
数ヶ月間私はその苦痛と恐怖に耐え、
最後はアイツを撃退したのだ~!
なのに、なぜ数年経った今日、またアイツが来たんだ!?
◆ブリタニーは野山で雉を探す猟犬です。