1月にスタートしたパン粉の「呼び戻しの訓練」が4月30日に終了しました!
1年かかると思っていたのにたった4回のトレーニングでした。
犬の性格が1匹1匹違うように、ハンドラーもトレーニングの目的もそれぞれ。
だから同じプログラムでは進行しませんが犬はハンドラー(飼い主)次第ですね~
犬を変えたければまずは自分が変わること!これ真理だと思います。

ポー君の母さんアンちゃんに挨拶
ポー君(6ヶ月)の訓練中にポイントした少し先から鳥が飛び立つのが見えました。
初めて置き鳥(うずら)を使ったそうですが、パピーが初日でポイントするのは極めて稀なことで、ポーのような
早熟な子は苦労するそうです。
当時はこの意味が分かりませんでした。
「うちの犬はもうポイントした」と自慢する方が多いのですが実はそうでもない。
プロセスを踏んで成長する犬の方が訓練もしやすく伸びしろも大きいとのことです。
栗栖さんはポーの猟欲を刺激しないようにキジのいない場所でトレーニングしたそうです(+_+)

「おじちゃ~ん」
 | 背を向けている犬を呼び戻す訓練 今までは「犬がこっちを見た時に呼ぶ」のですが、今回は高等テクニックです。 【方法】 犬がハンドラーから離れて行くタイミングで 「来い!」と呼んでチェックコードを強く手前に引きます。 |
パン粉はひっくり返りそうになって慌てて戻って来ました。
それを栗栖さんが2回、私が1回やっただけで後ろ向きの状態でも呼べば戻るようになりました。
ただし、この方法は犬のショックが大きいので
トレーニングを積んで信頼関係を築いていることが大前提!安易に実践すると逆効果になるので注意。
 | 雑木林でフリーにしてトレーニングしていると、パン粉がキジを見つけて猛ダッシュ! 栗栖さんに「呼んで!」と指示され一瞬躊躇しましたが 戻って来た~~~!! 追うのを止めて振向くと小走りで戻って来ました! 訓練の成果が発揮された場面でした(^o^) |
と、ここまでは順調でしたが・・・
しばらくすると植林の中に入ったまま戻ってきません。
こういう事は何度かあったし、もう少し待っていれば戻って来たように思いますが、
トレーニングカラーの使い方をマスターしたかったので
初めて発信音を鳴らしてみました。
かなり遠くでしたがビーパー音がしました。
ところがその後聞こえなくなってしまい・・・不安
「車に戻っているかもしれないよ」と栗栖さんが言う通り、車のそばで座っていました。

でも呼んでも動きません

サン君が声をかけても無視

耳を下げてトボトボ
パン粉は発信音に驚いて座り込んでしまったようです。
使う目的は車道に飛び出すのを止めることだから座り込んでもかまわないのですが…
自主トレで色々やってみて問題があるときはまた栗栖教室で追加授業かな~(^^)v
 | パン粉はたった4回のトレーニングで私に同調して動くようになりました。 稚拙なことを言えば4000×4回は安かったな~(本音) たった4回しかなくて残念なのは栗栖さんのうんちく話が聞けなくなること(残念) |
★パン粉の友だちブリタニーもみんな頑張ってます。
リール君はフィールド競技/ 兄弟犬が好成績を取ってるので期待十分ですね~
クッキーちゃんは呼び戻し+α/ クッキー姉さんの変身を確実に実感してます!
アニーちゃんは呼び戻し/ ボール命の弟フィル君が指示に従うようになったって!?
ルネ君は実猟犬としての訓練/ ルネ君は課題が多いから、楽しみも多いのよん♪
◆翌日の自主トレ

穴だらけのシャツ
フリーで森を散歩したらパン粉は20m前方を右へ左へ探索しながら楽しそうでした。
そして必ず定期的に足元まで戻ってきました。 素晴らしいな~と喜んでいたら…!
後半にまたどこかに消滅(ーー;)
待っていれば戻って来たはずですが、その前に事故に合うことを考えたら長くは待てません。
発信音を頼りに探したところ、やっぱり座り込んでいました。
不思議ですが、座り込んだのは訓練最終日とこの日の2回だけで、3度目は戻って来ました。
呼び戻しと「止まれ」がほぼ完璧になってからは発信音を鳴らすことはほとんどありません。
猟をしなくてもパン粉には野山を楽しんで欲しいし、一緒に渓流釣りや山菜やキノコ採りに行けたらいいな~と思ってます!
◆呼び戻し訓練のページは以下です。
訓練1回目 チェックコード
訓練2回目 何度も呼んではいけない!
訓練3回目 トレーニングカラー編
訓練4回目 卒業
・栗栖トレーナー『Doggy Culture』
◆ブリタニーは野山で雉を探す猟犬です。