栗栖さんが猟の腕は一流!というYさんと友人Aさんのヤマドリ猟に同行させて頂きました。
 | この日の朝撃ったキジはchefにプレゼント。 お二人の本命はヤマドリなんです。 |
千葉県はキジは多い地域ですがヤマドリは少ないそうです。
Yさんにヤマドリもキジのように居つき場所があるのか聞いてみると、ヤマドリの雄もキジ同様にテリトリーを作り、雄の数が多いと1羽の占有面積は狭くなり、数が減ると1羽が占めるテリトリーは広くなるので移動範囲も広くなって居つき場所は分かり難くなるという事でした。
今回行った谷間にも以前は5~6羽のオスが居ついていたそうです。
ゆりちゃん(Aさんのポインター)の発信音がポイント音に変わった直後に羽ばたく音が!
ヤマドリでした!
でもルネママ、相方、私の3人は羽音を聞いただけ~残念
いきなりヤマドリが出て幸先がいいと思ったのですが、その後はひたすら藪コギ行軍。
渓流釣りやキノコ採りで藪コギには慣れてる方ですが喘息の発作が始まり途中リタイヤ。
しばらくして谷の奥で銃声が響き、後で聞いたところコジュケイを狙ったchefの銃声。
往復60分~のコースだったので早朝からハードだったルネ君は待機させて正解でした。
大活躍のゆりちゃんはこんなに足が長くて美形なポインター嬢です。
でも猟を離れるととても内気性格で人が近づくだけで尾を丸めてガタガタ震えていました。
次の猟場はかつて経験したことがない猛烈に荒れた藪で、葛のツタや泥々の湿地に足をとられ、イバラのトゲに引っかかれ、2mをこす萱の群生地は完全な迷路状態!
結局ヤマドリとは出会えず撤収でしたが、そんな中でエノキ茸を採るルネママはスゴイ!
Yさんの足元でちゃっかり名犬ポーズのパン粉。
実は「こんな険しい藪はいや~ん」てな感じで、ただ走って跳ねて動き回っているだけ。
先を行く栗栖さんのサン君と比べたらまるでお子ちゃまでした。
こんなブッシュでは大型犬のポインターやセターのパワーにブリタニーはかなわないかなぁ…
この撮影直後にムゥ君(Yさんのセター)が牝キジを2羽出したところで終了しました。
そしてムゥ君は両目の下に何かが突き刺さったような大きな傷が!
Yさんは目をめくるように(?)開けてゴミが入っていないかを入念にチェック
傷にはワセリンを塗って応急処置をしていました。
栗栖さんに「クレートの中が血だらけになる事もある」と聞いてはいたものの、
実際に血だらけの犬の姿は衝撃的で…こんなに人間に尽くす動物は犬しかいないよ~(涙)
さっそく包帯、ガーゼ、カットバン、ワセリン、傷薬、消毒液、化膿止めを入れた救急袋を作りました。
いつものぬるーい場所でキジ当てしてるのが私とパン粉にはピッタリかな~(^。^)v
◆犬を撮影しながら歩く場合もありますが日常的なものではありません。